七割打者のティーバッティング

文化系クズでホワイト職場のサラリーマンが直感のみで書く雑記。よくて精度70%。仕事風景、恋愛、都市、その他考察など

ダイエット後、あえて増量したら案外リバウンド抑制になった

今年、2か月で13kg減量した。体重を落とすだけなら、自分に合ったやり方で途中で止めなければ結果は出る。
問題は、結果を出した後だ。
 
せっかく減量に成功し、目標体重という山の頂上まで登れたとしても、必ず、そこから下りることになる。いわゆるリバウンドだが、僕は、この現象は不可避と考えている。目標に到達した後は、減量という特殊な期間から、また日常生活に移行することになるからである。
 
体重を減らし続けることを止めることにより、その後とる行動は「そのまま留める」か「増やす」のどちらかしかなくなる。 
しかし、前者は困難だ。何せ僕たちダイエッターは、無意識に体重を増やしてしまった経験と、意識的に体重を減らした経験はあっても、維持した経験が乏しいまたは全くない。まして、禁欲的生活が明けた後、空白なく引き続き丁寧に食生活を制御していくなど芸当以外の何物でもなく、いきなりやってできることではない。
大沢在昌が「小説家っていうのは、なることよりずっと在り続けることのほうが百倍も千倍も大変」と言っていたが、同じように、理想体重に到達するより、その体重で居続けることの方が圧倒的に困難である。
 
減らした後は必ず増える。リバウンドは必ず起こるのだから、痩せ続けること以外でリバウンドを避けるのは現実的対応ではない。
 
では、避けられないリバウンドへの対策をどうするか。僕は今回、リバウンドを迎えに行ってみた。リバウンドを迎えに行く、つまり、あえて増量したということだ。
注  周囲には、この方法は身体的負担が大きいと不評だった。
 
これだけ痩せたらもういいや、という自分の中の納得ラインまで到達した後、あえて食事の量を増やした。特に、平日のお昼はよく食べた。おやつも復活した。苦しくても食べる勢いで、そんな生活を2か月続けた。
妻から「また太るよ」と怒られても、「増やしてるんだよ」と返し、はたから見れば完全に反動で食欲爆発、絵に描いたようにリバウンド一直線だった。
なぜ、そこまでしたのか。リバウンドが必ず起こる以上、自分が手を出せるのはその度合いのコントロールだけだからである。
食べたいものを食べたいときに好きなだけ食べるというメンタル面のガス抜きと同時に、太り方のコントロールに取り組んだということだ。
 
2か月間、もう十分食べたな〜と思ったところで、体重は3~4kg増。ここから、普通のリバウンドと少し違う効果が表れた。
一般的なリバウンドは、糸の切れた凧のようである。どこまで体重が増えるか見通せない。しかし、意識して太った場合、「じゃ、そろそろ落とすか」と、ごく自然に引き返せたのだ。これが、太ることをコントロールした効果だと考えている。
そして、ダイエッターなら引き返すのは簡単だ。皆、そう遠くない過去にやった、自分なりの減量方法があるから。僕の場合なら、また前に書いた方法で、週1~2kg減らして調整できるというわけだ。
この繰り返しで振れ幅がだんだん小さくなり、安定に近づくのかなと考えている。
 
とは言え、減らすのも増やすのも急激にやったので、体への負担があるかも知れず、あまり良い方法とは言えない。万が一真似する人がいるなら、「リバウンドを避ける」というゼロか100かの発想ではなく、「不可避なのだからダメージを制御しよう」という考え方の、エッセンスだけ抽出してほしい。
 


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